27 - コピー (2)

 

 

 

 

 

 

How to

  • 肩周りをリラックスさせ、姿勢を正す
  • 一側の肘関節は90°、親指は上を向ける
  • 反対側の手で上から抵抗を加える
  • 両手とも動かないように5秒間、押し合う
  • 反対側の手で下から抵抗を加える
  • 両手とも動かないように5秒間、押し合う
  • 反対側の手で前から抵抗を加える
  • 両手とも動かないように5秒間、押し合う
  • 反対側の手で後から抵抗を加える
  • 両手とも動かないように5秒間、押し合う
  • この流れを一回として、20回を1セット、一日2セットを目標に行う

肩関節リラクゼーション はどんな効果がありますか?

この運動は肩周囲の筋肉を柔らかくし、強化する訓練となっています。
肩関節周囲炎や腱板損傷など疼痛が強い際は、肩の力が抜けにくく無意識で力が入っている事が多くあります。特に肩関節周囲のアウターマッスルが過剰に緊張して症状を悪化させ、その結果、インナーマッスル(肩関節腱板)は萎縮まで繋がってしまうことは多くの患者さんに見られます。

痛みを恐れて、運動も積極的にできず不動状態が続いていき、その結果、筋肉はより固くなり、循環不全や肩こり可動域制限と悪循環に入っていくのです。

痛みが強いときにでも大きな関節運動を伴わなず、肩関節周囲の筋肉だけを動かすこの運動により、疼痛増悪予防、肩関節の柔軟性向上、筋力低下防止ができる運動となっています。