宏洲(ひろしま)整形外科医院

久山町の宏洲整形外科。不安を安心に変える医院。

福岡県糟屋郡久山町大字久原3133-1
TEL.092-957-5151

09月

骨粗鬆症治療薬・骨形成促進剤に関する勉強会

H30.9.26日本イーライリリー株式会社さんによる、骨粗鬆症治療薬・骨形成促進剤に関する勉強会がありました。
骨粗鬆症は、女性ホルモンのエストロゲン減少の影響をうけやすく、閉経後に悪化する事が多いとされています。
エストロゲンは、破骨細胞をコントロールしているため、閉経に伴うエストロゲンの減少で破骨細胞の作用が活発になります。
女性ホルモン類似薬を投与する事により、破骨細胞と骨芽細胞の作用のバランスがはかれ、健全な骨の新陳代謝が期待できます。

女性ホルモン剤類似薬は、骨粗鬆症に関し、作用を発揮する一方、子宮や乳腺などには影響を抑えるように研究されているそうです。

そのため、しなやかな骨を維持する事が期待できるそうです。

一方で、複数の骨折や、椎体骨折、骨密度検査により、重症の骨粗鬆症と診断された場合は、使用出来る期間に限りはありますが、骨形成促進剤を使用し、新たな骨折を予防するという選択肢もあります。
脆弱化した骨を強くする事が出来るので、骨粗鬆症治療には大変有効です。
自己注射を行う方法は初めは不安に感じる患者さんも多く、患者さんの家族を含めていかに、正しく安全な手技で導入し、治療を継続して行けるかが重要なポイントです。
大きな効果を期待できる薬剤だけに、医療従事者のサポートもとても大切だと思いました。
日本イーライリリー株式会社さん、ありがとうございました。
〜看護師より〜

秋ですね♪

朝晩は、急に冷え込んで来ましたね。
医院のまわりは、彼岸花が綺麗に咲いています。
夕焼けが綺麗で、写真を撮ってみました^_^

季節の変わり目ですが、みなさん体調に気をつけてくださいね。

骨粗鬆症治療剤に関する勉強会

H30.9.19、帝人ファーマ株式会社さんによる、骨粗鬆症の治療薬に関する勉強会がありました。

今回は骨の溶解を抑制するビスホスホネート系薬剤についての勉強会でした。

骨粗鬆症を未治療の場合と比較した場合は、その後の骨折のリスクにはっきりと有意差があるとの事でした。

骨の皮質骨の多孔化を防ぐため、骨を強くする事が期待できます。

女性は特に閉経後、骨粗鬆症が進行しますが、通常の進行速度と比較しステロイド剤を投与経験がある場合は、骨が脆弱化する速度が速いそうです。

そのため、ステロイド剤を投与経験のある患者さんは、年齢で判断するのではなく予防的に治療を開始していくことが必要ということでした。

ビタミンD剤は、骨の材料となるカルシウムの生成を促進します。

しかし、血中のカルシウム濃度が高値になると、高カルシウム血症をきたす恐れがあります。

そのため、適正な血中濃度を維持するために、薬剤の選択、検査などが必要です。

高カルシウム血症に対するリスクにも、薬剤によって違いがあり、腎機能など様々な既往を踏まえて判断したければいけません。

活性型ビタミンD剤とビスホスホネート剤を併用する事で骨粗鬆症の治療効果は高くなります。

投与方法も、通常の錠剤以外にも、飲み込みやすいゼリー剤の内服や、点滴など様々です。

安心、安全のもと効果の高い治療を選択していくことが、とても大切ですね。

そして、薬剤だけではなく食事、運動、日光と患者さん自身も積極的に治療に参加することも重要です。

帝人ファーマ株式会社さん、ありがとうございました。

 

 

原発性骨粗鬆症に対する勉強会

H30.9.12中外製薬株式会社さんによる原発性骨粗鬆症に対する勉強会がありました。

骨粗鬆症治療剤は様々な種類があり、それぞれに特性があります。

大腿骨近位部骨折は寝たきりの原因にもなり、健康寿命を大きく左右します。

大腿骨近位部骨折予防するには、皮質骨を強化することが大変重要とのことです。

骨粗鬆症治療薬にはそれぞれ骨親和性にも相違があり、骨親和性の低い薬剤は特に皮質骨の骨密度の改善につながるということでした。

骨密度を定期的に測定し、脊椎、大腿骨などの状態を確認し、最も効果的な薬剤の選択をしていく事が重要ということでした。

また、治療開始時は特に起こりやすい副反応(感冒様症状など)もあるため、患者さんに充分な説明と理解の上、治療を開始し継続していくことが大切ということでした。

骨粗鬆症予防にはビタミンDの充足も大変重要です。

50歳以上の女性9割がビタミンDが不足しているというデータもあるそうです。ビタミンDを充足させるためには、食事だけではなく日光を浴びることにより活性型ビタミンDに変化させなければなりません。

必要に応じ活性型ビタミンDを投与することにより不足、欠乏を予防して行く事も大切です。

中外製薬株式会社さん、ありがとうございました。

~看護師より~

鎮痛・抗炎症剤・解熱剤、骨粗鬆症治療薬に関する勉強会

H30.9.5第一三共会社さんによる鎮痛・抗炎症剤・解熱剤、骨粗鬆症治療薬に関する勉強会に関する勉強会がありました。

鎮痛・抗炎症剤・解熱剤には様々な種類があり、患者さんの症状や既往、病態に合わせた薬剤の選択が必要です。

服用回数や、どの程度の時間で鎮痛効果が発現するかなど、それぞれ違います。

また炎症を鎮める効果も期待することもでき、様々な整形外科疾患に対し適応があります。

骨粗鬆症治療薬に関しても、様々な製剤があり、製剤によってそれぞれ期待できる効果に違いがあります。

骨を吸収する作用を抑制することにより、骨の強度を高めることができますが、血液検査などのモニタリングをしながら安全に治療していく必要があります。

様々な治療の選択支が有る中で、ライフステージでどの段階でどの治療薬を使用するか、それが健康寿命を大きく左右されるポイントの一つであると思います。

高齢の患者さんも多い中で、病態に加え家族構成やどの程度来院が可能であるか、様々な視点から一番患者さんにとって良い医療を提供していきたいと思います。

~看護師より~