症状

●痛みが主な症状で、急に痛がって泣き出し、肩をあげず、手を動かさなくなります。

●腫れや、変形は見られず、肘関節の外側を圧迫すると、痛みがあります。

原因と病態

●典型的な例としては、子供が親と手をつないで歩いているときに、子供がつまづいたりなどして、転びそうになり、それを防ぐために、親が子供の手を肘を伸ばした状態で 引っ張り上げたりした時に発症します。

●2歳から6歳までの 幼児に多いとされます。

●前腕を内側に捻り、肘を軽く曲げた状態で、手を使わない特徴的な姿勢をとります。

●肘を伸ばしたり、前腕、手首を内側に回した状態で強く引っ張られることにより、肘関節の靭帯を前腕の骨(橈骨)の一部が潜り抜け、亜脱臼してしまっている状態になります。

診断

●原因を聞き取り、診察を行います。

●原因がはっきりせず、必要がある場合は、レントゲン検査を行い、肘関節の骨折や、鎖骨骨折の有無を確認します。

治療

●診断が確定したら、徒手整復を行います。

●時間が経つと、整復が困難になるとされています。

●予防は、幼児の手を強く引っ張らないことです。

●再発を繰り返す場合があります。