5/11と5/16で慢性疼痛治療に対する講演会に出席してきました。

当院には”腰、膝、頚、肩の痛み”の訴えで受診される方が多いのですが、 そういう方には痛み止め薬や湿布や軟膏剤の外用剤、物理療法、運動療法、注射療法等で痛みの軽減を計っています。
痛みが出始めの頃(急性期)には従来の痛み止め薬を飲んでいただき、痛みを鎮めるようにしますが、 この痛み止めの薬を長く飲み続けると胃腸障害や腎臓障害などの副作用が出てくる事があります。 そこで、長引く痛みに対して、極力副作用を起こさない薬が近年発売されています。
少し吐き気や便秘、眠気などの作用も認めるようですが、長引く痛みを引かせる効果は大きいようです。