H31.4.17(水)第一三共株式会社さんによる、末梢神経性疼痛治療剤に関する勉強会がありました。

H31.4月より処方が可能になった薬剤であり末梢神経が障害されることで起こる痛みを抑える薬剤です。

神経伝達物質が過剰に分泌されることによっておこる神経障害性疼痛に対し、それらをコントロールすることで過剰な痛みを抑制する作用があり、末梢性神経障害性疼痛の緩和を期待できます。

投与に際しては、年齢、既往、ライフスタイルなどを充分考慮した上で、医師の指示のもと患者さんそれぞれにあった適切な量から開始し徐々に充分な鎮痛効果を得られる量まで調整していくことが必要です。また、人によってはめまいや眠気などが現れることがあります。

服用方法や中止に関しても、自己判断で行うのではなく医師の指示をあおぐことが大切です。

整形外科疾患においては痛みが長期に渡る疾患も多く、悩んでいる方も多いと思います。痛みの種類にも様々なものがあり、見極めそれぞれに適した薬剤を使用することが大変重要です。

治療薬剤の選択支も増えているため、慢性的な痛みに悩まれている方はぜひご相談ください。

第一三共株式会社さん、ありがとうございました。

~看護師より~