H30.10.17日本臓器製薬株式会社さんによる、下行性疼痛抑制賦活型疼痛治療剤に関する勉強会がありました。

疼痛の種類には様々なものがあり、一般的なNSAIDSなどの鎮痛剤とは作用機序の異なる、下行性疼痛抑制系を活発化することで作用を得る事を期待できるそうです。

特に慢性的な痛みに効果を発揮しますが、様々な鎮痛剤との併用が可能であり、安全性も高いため、長期にわたり服用が可能ということです。

神経障害性疼痛治療剤との併用で、鎮痛効果、作用時間の増加など相乗効果が期待出来るそうです。

また、2週間から4週間を目安に臨床効果を得られる事も多いので、薬効を自己判断するのではなく、医師の指示のもと確実な服用が大切です。

また、整形外科では外傷後の腫脹や血腫などで症状が持続される方がおられます。

その際は血行促進、皮膚保湿作用のある外用剤を処方するがありますが、塗り薬の中でも、泡状スプレータイプなど、用途に応じて選択が可能という事です。

日本臓器株式会社さん、ありがとうございました。