H27.5.13(水)に旭化成ファーマさんによる骨粗鬆症勉強会がありました。
骨粗鬆症の概要から、骨粗鬆症治療剤の効果や治療・研究データを聞くことが出来ました。

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一度骨折をしてしまうと、筋力低下やバランス能力の低下から再度骨折するリスクがとても高まります。
そのため最初の1回目の骨折をしない事がとても大事になってきます。

骨折を抑制するためのお薬としてテリボンの紹介がありました。テリボンは骨を形成を促して骨密度を増加させ、骨粗鬆症を治療し骨折を抑制します。

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1回目の骨折を防ぐためには、体からのサインに早く気付く必要があります。
腰背部痛のある閉経後女性は新たに椎体骨折(背骨の骨折)を起こす危険性が高いとされています。

腰背部痛に対する薬としてエルシトニンの紹介がありました。
エルシトニンは早期に痛みを緩解させると共に、古い骨を破壊する細胞の働きを抑えて骨密度を増加させます。
痛みも緩解させるため、活動量が落ちることも防いでくれるとのことです。

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お薬は、医師指示に従って飲んでいくことがとても重要です。
そして、まずは自分でバランスのとれた食事や適度な運動、日光を浴びるなど日々の生活から見直す事が大事です。

一気には骨は強くはなりません。

コツコツと日々の生活から努力することが骨粗鬆症、そして骨折の予防には大切です。

 

〜リハビリより〜