H28.5.19(木) 4月に入職された、野見山OTによる肩関節の勉強会がありました。

 

image (6)image (5)野見山OTは、肩関節疾患に対するリハビリ治療の経験が豊富な方です。

肩関節は、構造が大変複雑で、可動域が最も広い関節です。

骨・腱・筋肉・靭帯が組み合わさって、お互いを制動しながら、安定した動きを可能にしています。

日常生活で果たす役割も大きく、傷害が生じると、多くの日常生活動作に支障を来たし、生活の質を落とすことになります。

肩関節に生じる傷害の原因は、スポーツによるもの、加齢によるもの、原因不明なものと様々です。

同じ疾患でも、どういうリハビリ治療が有効なのかは、患者様それぞれにおいて異なることもあり、個々の病態をしっかりと評価・確認しながら治療を行っていくことが大切ということでした。

 

肩関節の疾患は、治癒に至るまで、長期に渡ることが多く、治療期間も長くかかる傾向があります。患者様が積極的にリハビリ治療に参加していただけるよう、なぜこのリハビリが必要なのか、理解していただけるよう、かみくだいた説明を行っていきたいと思います。

 

今回の勉強会で、疾患によって長期に不快な症状が続いても、様々な配慮やちょっとした工夫で改善できる部分も多いということが分かりました。

 

患者様が、少しでも前向きに治療やリハビリに臨んでいただけるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。

 

~看護師より~