野球肘の残りのストレッチ

 

 

 

 

 

 

 

How to

  • ストレッチをする側の腕を真っ直ぐ前に上げる
  • 掌を上に向ける
  • 指先を下に引っ張り30秒程保持する

その他の腕の筋のストレッチも行い、腕全体の筋を柔らかくしていく

  • 手のひらを手前に向けてストレッチ、そして手首を内側・外側に倒して同じように30秒ずつストレッチを行う
  • これを1日3回行う

野球肘ストレッチはどのような効果がありますか?

野球肘ストレッチは上腕骨内側上顆に付着する筋肉を伸ばすための筋肉です。

上腕骨内側上顆に付着する筋肉は
・尺側手根屈筋 (手首を手のひら側に動かす・小指側に動かす筋)
・長掌筋 (手首を手のひら側に動かす筋)
・橈側手根屈筋 (手首を手のひら側に動かす・腕を小指側に回す筋)
・浅指屈筋 (人差し指~小指の付け根を曲げる筋)
・円回内筋 (腕を小指側に回す筋) などがあります。

上腕骨内側上顆炎は肘の内側に痛みが出る疾患です。

野球やゴルフ、テニスのフォアハンド、スーツケーツの運搬などでも発症する疾患です。

主には手首を手のひら側に曲げる時に使う、腕の内側の筋の炎症なのですが、
若い野球少年などでは、まだ骨が柔らかく骨の変形や軟骨の離断に繋がる恐れがあります。

ストレッチだけでなくアイシングなどの併用により治癒を促し、早期の競技復帰を助けてくれます。

また、症状が似ている疾患や安静が優先される時期などがあります。
必ずお医者さんの診察を受けてからストレッチを行なってください。