H27.8.9(水)、ファイザー株式会社さんより、鎮痛剤に関する勉強会がありました。

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💡 今回は、まずコマーシャル等でも、よく耳にする機会のある神経障害性疼痛に効果のある、鎮痛剤についての講義をしていただきました。

💡 痛みの種類には、様々なものがあり、痛みに至る原因が違うために、通常の炎症を鎮め、鎮痛効果を期待する薬剤では充分な効果が得られない場合があります。

💡 整形外科領域では、疾患や外傷などによる炎症が沈静化した後でも、傷ついた神経が過敏な状態が続き、痛みが慢性化してしまうことがあります。

💡 そういった状況では、神経の興奮を抑えることで、鎮痛作用を得られる薬剤が大変有効であるということでした。

💡 通常の鎮痛剤とは、違い、効果が発現するのに、1週間程度を要します。

💡 服用に際しては、患者様に薬の特性を充分ご理解いただき、副作用の有無を注意深く観察するためにも、用法 容量をまもって、正しく服用していただけるように、充分な説明を行って生きたいと思います。(初期は、患者様の状態に合わせて、一般的な量よりも少ない量から開始していきます)

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➡ 次に、変形性関節症等の、慢性的な痛みの症状が有り、一般的な薬剤では、十分な除痛効果が得られない場合や、他の薬剤が使用できない場合、選択支の1つとなる、鎮痛剤に関して講義していただきました。

💡 この薬剤は、治療に要する期間を超えているにも関わらず、持続する痛みに対し、適正に使用することで鎮痛効果を期待できます。

💡 作用機序の異なる痛みに対して、効果を期待できます。

💡 正しく服用するためには、開始の際だけでなく、服用において、充分に経過と副作用の発現について注意し、医師の決めた用法 容量を守って、症状の緩和を行っていくことが大変重要です。

💡 また、既往歴や他の薬剤の服用状況、痛みの原因によっては、適応でない場合もあるため、他院との連携や、お薬手帳の情報が大変重要であるということでした。

💡 また、服用に際し水を必要としない、口の中で溶かして内服できるタイプ(OD錠)もあるということでした。

😀 ファイザー株式会社さん、ありがとうございました。

~看護師より~